2023年9月に東京都豊島区の池袋小学校に提供いたしましたカームダウンボックスにつきまして、ご担当者様よりその後のご利用レポートをいただきましたので一部ご報告させていただきます。
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特別支援教室に設置させていただきました。
お子さまからは、
・イライラしていて自分の感情を落ち着けられないときにボックスの中に入ってクールダウンしました。音が聞こえないので、自分の世界に入ることができるし、箱の中にカーペットのようなものが敷いてあるので、ゆったりとした気持ちになりました。
・何気なくボックスにはいってみました。狭い空間なので、心をリラックスさせることができました。静かで気持ちを落ち着ける場所があるので、なにかあったらここに来ようと思った。
校長先生からは、
このボックスがあることで、自分の感情をコントロールしたり、落ち着いた気持ちになったりすると答えてくれました。ボックスの中で過ごしたことを誇らしげに話していたことがとてもうれしかったです。また、教員からも、感情のコントロールが難しい児童のクールダウンの場として、ボックスを設置してもらえたことがありがたいとの声が出ています。
特別支援教育専門員の方からは、
特別支援教室の教室内にボックスを配置しているので、特別支援教室を利用している児童は、自分の感情の乱れや一人で静かな時間を過ごしたいと感じているときなどに特別な場所があるということがうれしいようです。今後、床に敷くカーペットをより良い物に替えたり、小さなテーブルを入れたりして、児童が特別な空間と思えるような工夫を考えています。
とのご意見をいただきました。カームダウンボックスによって、お子さまが安心して過ごせる空間を提供できていたのなら嬉しい限りです。
今後もカームダウンボックスの提供を通じて、音環境のユニバーサルデザインの実現に向け、地道に活動を推進して参ります。
一般社団法人国際調音・整音協会（ISAAA）は、活動を支援して下さる賛助会員様を募集しております。皆様の志をお待ち申し上げます。