2023年12月に東京都港区のお台場学園港陽小学校に提供いたしましたカームダウンボックスにつきまして、ご担当者様よりご利用レポートをいただきましたので一部ご報告させていただきます。
※以前の記事はこちら
当初と同じく2階の職員室前に設置、使用中はカーテンを閉める仕様にしております。
新たに担任の先生や専科教員に使いたい旨を知らせるカードを配布し、持たせるようにしたそうです。
あらかじめ入る時間を決めることで、より多くのお子さまがボックスを体験できる運用方法になっているかと思います。
お子さまからは「ボックスに入ると心がさぁーっとなって、落ち着いた」「あまり音が聞こえないので、イライラしていても落ち着く」「気持ちを切り替えたい時に使えてよかった」「カーテンが下りているときは使っている人がいるから、静かに廊下を歩こうと思った」とのお声をいただきました。
教員の方々からは「実際に使っている様子を見ていて、気持ちが切り替わっていく様子が分かった」「気持ちが落ち着かない児童にちょっと行っておいでと声をかけると、休み時間などにカームダウンボックスでクールダウンしていた。授業時間になると、一緒に教室へ戻ることができた」との声をいただきました。また実際に体験もしていただいたようで、「落ち着く」「ずっといたい」「音があまり聞こえないところが良い」などの意見が出たそうです。
お子さまにも教員の皆さまにも、だんだんとカームダウンボックスの良さをご理解いただけているようで、大変ありがたく存じます。
今後もカームダウンボックスの提供を通じて、音環境のユニバーサルデザインの実現に向け、地道に活動を推進して参ります。
一般社団法人国際調音・整音協会(ISAAA)は、活動を支援して下さる賛助会員様を募集しております。皆様の志をお待ち申し上げます。