2023年12月に東京都江東区の療保園いろはへ提供いたしましたカームダウンボックスにつきまして、ご担当者様よりご利用レポートをいただきましたので一部ご報告させていただきます。
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導入初日、気持ちを落ち着けるためのグッズを用意したところ、リラックスして過ごすことができたようです。また、意図的に死角を作ることでかくれんぼ等の遊びにも発展させることができました。
ボックスを一室として他のお子さんとの活動を分けたいときにも利用しているため、同じ空間で過ごすことで自然とお子さん同士の交流も増え、友好関係が広くなったとのお話も伺っております。
他のお子さんの鳴き声や大声が苦手なお子さんにとっては、ボックス内が安心できるスペースになっています。
最近は子どもたちもボックスの存在に慣れ、自分のお気に入りのグッズを持って入りリラックスする姿が増えたそうです。
実際にご利用したお子さんや施設のご担当者様よりこういったご感想をいただき、大変嬉しい限りです。しかしながら、ボックスに登ろうとするお子さんがいたり、お子さんが天板に頭をぶつけてそのまま板が外れてしまい危険、といったようなご意見もいただきましたので、今後の課題として受け止め、より安全に、安心してご利用いただけるように改良を進めていきたいと考えております。
今後もカームダウンボックスの提供を通じて、音環境のユニバーサルデザインの実現に向け、地道に活動を推進して参ります。
一般社団法人国際調音・整音協会(ISAAA)は、活動を支援して下さる賛助会員様を募集しております。皆様の志をお待ち申し上げます。